こんばんは、吉田です。


軽い用事があったので東京某所へ。
用事を終わらせたのち出来た空き時間、20時間以上起き続けて眠気がかなりのものになっているので休息してもよいが、使うべきはパチンコかなと。
おあつらえむきと言うかなんと言うか駅にほど近い場所に宿泊していたので、同じくホールもほど近い場所に何軒かあるわけで。

と言うわけで選んだのは200円で178発玉貸しの店。
こう言う店は計算しやすいので良いと思う、負けた時は全くもって意味が無いのだが。
まずはホールを徘徊し、どの台を打とうか迷っているとライトミドルの小当たりラッシュ機を見つけた。

強烈な違和感を覚えた。
と言うのも、回転数が一桁の上、右打ちを示唆する場所が光っている。
上皿に玉も無いので着席してみると、確変中だった。

ここで俺は破茶滅茶に迷った。
もしこの台をがめて、仮に打っている人間が帰ってきた場合トラブルは必至である。
とりあえずiPhoneを弄り4、5分時間を潰してみるが、誰も帰ってくる気配はない。
痺れを切らしたので、隣に居たおばちゃんにここに座っていた人間はどうしているかと聞くと、随分と長い事帰ってきていないと。

言質はとった、眠気もどうにかなりそうなので意を決して右打ち。
微増レベルの小当たりを体感した後即通常を引き、900発程の出玉を得た。
期待値とデメリットの差が余りにも乖離している気がしたので、時短は捨ててしまった。

とりあえずの勝利である、このまま流してしまおうかと考えたが、昔東京で打った時の事を思い出した。
確か東京は小景品が1500円からだった様な気がする。
つまり貸玉を押して1000発にしても換金できない可能性がある、と言うわけで3度プッシュして1500発にした。

カウンターでICカードを渡してみると、小景品1枚と余り玉500発の文字が。
完全に見当違いであった、500玉はカロリーメイトが3つと野菜ジュースに化けた。

結局リスクを背負って得た金は200円。
イリーガルスレスレを経た金としては余りに少ない。

TUCに小景品を持って行く途中、背後に気配を感じた。
もしかして、さっきの台はいわゆる美人局という奴だったのか、TUCまで着いてきて俺を強請る気か。
眠たさで妄想が飛躍する、背後の気配はただの通行人だった。

妄想を吐き出す場も無いので誰かにつけ狙われている可能性を捨てきれない自分がいた。
ダメ押しで人ごみに紛れるように逃避を繰り返し、パチンコ店を2、3店舗打たずにハシゴしておいた。

逃避の先に見えたのは小さいゲーセンである。
こんな所にゲーセンがあったのか、惹かれて入ると、筐体が所狭しと並べられていた。
中々の雰囲気に呑まれて100円だけjubeatをプレイした所で眠気がどうしようも無くなったので、ホテルに帰って泥のように寝た。





それではまた今度。