2020年01月

こんばんは、吉田です。


今日も今日とて向かうは大南無。
回らないのは承知で、打つ理由は店の雰囲気である。
自分で島の端にある計数機に自分で箱を流せるゆるさが何だか俺に合っている気がするのだ

そしてオカルティックな話になるが、この店の甘はハマる代わりに謎の連チャンをする。
回らなくてハマるけれど一度連チャンモードに突入させてしまえば2、3箱は出る感じがする。
波、と言うものの存在を薄く身体に感じる打感である。

手持ちは野口英世が5枚。
ここまで有れば盤石だと思っているが、前回ガブガブと呑み込まれたので細心の注意を払う。

2000円を使い、戦国乙女花甘で当たりの後、乙女アタックを失敗した。
追加で1000円、何を打っても当たらないし手持ちが半分以上消えたので、額にじわりと汗が滲んできた。
もはや救いは海の底と定め、海JAPANwith太鼓の達人に残りの英世をぶち込む覚悟を決めた。

投資400円 確変図柄が揃う。
勝ち負けはともかく、次回の当たりが確約されているだけでも随分と心持ちは安らかになった。
まあ3連程度で終わってしまったが、1箱弱も有れば遊べるだろう。

その後、浅い当たりと人並みの連チャンを繰り返し、2箱弱になった所で台移動。
向かうは先程の乙女花甘、俺は好きな台にそっぽを向かれたままだと悲しくなってしまうタチなのだ。

玉を少し呑ませると、もっとときめきボーナス(2R確)が飛び出してきた。
電サポは無いが、このST中に仕留めてしまえばST+時短が付く。
潜伏ST中に金演出が到来、絢爛の色である。
流石に当たり、75%継続のST+時短突入、お熱い時間の始まりである。

単発でスルーしてしまった、良く考えれば今の季節は冬、熱い事など有るはずがない。
続けて打つと浅い回転数で当たるが、乙女アタックをスルーしてしまった。
ところでST中の電サポは24回転だが、電サポ抜け後も4回転の潜伏STがある。
おそらくテンパイした時点で確定だろう。

何故か7テンしてしまった。
4回転で36分の1を引き、かつ大当たり時の10%を取れている事を想定していなかったので、脳が喜びに震えた。
その後、15R4回、6R5回の9連で終了。
15Rが確率以上に引ける事など俺の人生には無いと思っていたが、小さい夢が一つ叶った。

さて、この後も打ち続けて手持ちは6000円になった。
時刻も21を過ぎようとしているので良い頃合いである、10スロでニチャニチャやってやろうと決意した。

投資500円 ハナビで遅れからドンビッグ。
完璧な流れである。
辞めようか迷ったが、まだ閉店まで時間はあるので200まで打ち続け、150枚ほどを持って台移動。

次に打つのはグレートキングハナハナ、俺は妖しい光に頭をやられたいのだ。
持ちコインで特殊点滅、両側がもやもやと光った。
嬉しいが、これでは無い。
左右、左右と俺を艶っぽく誘う光が見たい。


時刻は22時37分、持ちコインは0枚、回転数は300。
夢を追った結果、メダルはどこかへ溶けてしまった。
結局この数時間で500円勝った、まあトントンなだけマシだろう。

......ふと、店内にBGMが流れている事に気付いた。


ああ、そう言えば俺がこの店で一番好きなのがこれだった。

俺は流れるセプテンバーを背にして、満ち足りた心地で家へと帰った。






それではまた今度。

こんばんは、吉田です。


いつものようにパチ屋へ。
今日は大南無(仮)に骨を埋めるべくして4000円を持って打ち始めた訳であるが、まあろくでもない台ばかりだ。

台の選定とかでは無く、釘が。
俺が編み出したパチンコを楽しく遊ぶ為のボーダー、吉田ボーダーを下回る台がゴロゴロしている。
漂う死臭。
こんな死体のような台を打っていては俺まで死人になってしまうので台移動を繰り返す。

2000円を入れた所で不二子甘が当たり、13連もした。
手持ちは一気に7000円程になり、調子に乗った。
回らない台ならば速く当てれば良いのだ、抑えきれないニヤニヤした面で乱れ打ちをしていると、全て呑まれた。
呑まれるまでに良い所が無かった訳ではなく、悪い所が余りにも多過ぎた。

後悔と同時に狂う程のデジャブに襲われた、俺が漫画の登場人物だったなら時間がループしている事に気づかざるを得ない程度には。
しかし現実は非情にも非現実を許さないのでループはしない。
後に残るのは勝ちから負けに転じた痛いほどの現実だけだ。

今思えば、不二子の連チャン回数は13回、つまり絞首刑を受ける囚人が昇る階段の段数と同じである。
俺は自ら望んで13階段を昇ったのか、その先に待ち受けるものも知らずに。

ほうほうのていで外に出ると、引きずり込まれそうな暗闇と痛みを感じるほどの冷たさが俺を襲った。
闇夜を切り裂くように吠えてやろうと思ったが、羞恥を捨て去る事も出来なかったので、とぼとぼと背中を丸めて帰った。





それではまた今度。

こんばんは、吉田です。


えーとですね、実は私ブログを始めて9ヶ月程になりまして、飽き性の俺がよく続いたなと思います。

と言うわけでキリが良いわけでは無いのですが、そろそろ皆さんの為に俺がこの記事を抑えておけばブログの流れを理解できる!と題していくつか記事をチョイスしたので軽い説明を交えてお届けします。


今までに打ってて腹の立った台(私怨含む)を紹介していく記事です。
そしてこの中で出てくるのがこの台。

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俺が蛇蝎の如く嫌う台、CRハクション大魔王ですね。
記事内でも批判を繰り返しています、そこまで嫌いじゃないんですけどね。(歪んだ愛情)

そしてそれに続くのがこの記事。


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七匠版ハクション大魔王の方がヤバいと言われて遠出してまで打ちに行った記事です。

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この俳句で大体察していただけたと思います。


僕は基本的にパチンコを打つ時はやけっぱちで打つのですが、それが自分の肉体に及ぶ事があります。
つまりは緩慢な自傷行為なのですが、この記事では気温31°の中、厚手のパーカーを着て打ちに行っています。
何故でしょうか?(自問自答)

そして行き過ぎたやけっぱちはついに......


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自分の頭皮に及びます。

まずはハサミで髪を切り、そこから髭剃りを使ってツルツルにしてやったのですが、髪を代償にしても勝利は得られませんでした。

せっかく丸刈りにしたのだから、何かしら頭で遊んでやりたい......
思いついたのは自分で遊ぶ、誰も傷付かない狂気の沙汰でした。



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自分でコラ画像を作りました。

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俺はたまに“琵琶法師”と呼ばれる事があるのですが、その理由はこの画像を作ったからに他なりません。


......と言うわけで、コレが俺の上半期のまとめです。

一応下半期もあるのですが、それはまた今度書かせていただこうと思います。





それではまた今度。

こんばんは、吉田です。


今日も今日とて行くはホール。
氷点下を下回る中でも冷めやらぬ熱が俺の歩みを促す。
打つのはいつもと変わらず1パチ甘デジ、しかし今回はいつもと違い6000円の所持金があるため、盤石の代名詞と言ってもよいだろう。

ちょっと珍しい乙女フェスティバルの甘デジがあったので打ってみると2000円がガブガブと呑まれ、台移動を繰り返す。
3000円が呑まれた所で身体を倦怠感が襲う、学習性無力感と言う奴だろうか、染み付いた敗北の臭いはタバコの煙よりも鼻につくし、取れにくい。


最早勝ちを望むのでは無く負けを減らす事に意識が向き始める。
投資が4000円を超えた所で一度も当たらないフラストレーションに頭が熱を持った。
俺の理性は既に砂上にあるバスティーユである。
打ち壊そうと思えばすぐにでも可能で、厭わず獣性を開放できるだろう。

台を通して先人が拓いた地獄へ続く道が見える。
そこを踏み固めて舗装する自分の姿も見えて、暗澹たる心持ちになった。


打ち震える心は時化の海に安らぎを求める。
長い待ち時間ののち投資4800円、ようやくの当たりである。
そこからは溜まりに溜まったストレスをどこかにやる様に連チャンをした。
電サポを抜けてもすぐに当たるので、遂に投資分を回収してしまった。

勝利は怒りをぼやけさせて、鋭く尖って刃じみた心は錆び付いて何も切れなくなってしまった。

そこからはウイニングランである、打ち続けて打ち続けて......




気付けば出玉は全て消えてしまった。
俺は幻覚でも見ているのか。

景色がぐらぐら揺らぐので、残りの1000円を20スロのハナハナに呑ませた。
何故か金を持ち帰りたく無かった。
最後まで勝ちを諦めようとしなかったのか、どうなってもいいやと言う破滅願望が俺の背中を押したのか......

今となっては分からないが、敗北した俺は何でもないような顔をして泣いていた、無論心で。
禍福は糾える縄の如しとは史記の言葉であるが、余りにも縄が強固だったもので、ほどいて帰ることが出来なかった。





それではまた今度。

こんばんは、吉田です。


俺は今、夜行バスに乗っている。
まあ用事があるので仕方がないが、8時間もバスに揺られなくてはいけないと言うのは中々に酷じゃあないか?と思う。

さて、俺が乗り込んだのは23時発のバスだが、神奈川から出るにあたってホールに噛み付き、多少の傷を付けなくては俺では無い。
と言うわけで今日は何があったのか書いていこうと思う。


時刻は17時、この季節だともう日が沈むような時間帯である。
早速だが、手持ちは5000円。
しかし電車代等もあるので、実質使えるのは3600円。
時間、金額ともにギリギリまで死合う覚悟があったので、とりあえずはホールに向かった。

打ちたい台はいつもと変わらぬ海物語太鼓の達人。
個人的に、2019年に出た甘デジで一番面白いんじゃないかと思っている。
この台は魚群が弱い、ギンパラ3よりは強いがそれでも弱い。
その代わり、強演出が出たなら泡でも当たる、むしろ泡の方が当たるまであるのだ。
泡が当たる海は時化ない海、なんて事を誰かが言っていた様な気がするが正にそれである。
SANYOは完成度の高さを誇っていい、そして大工の源さんと咲阿知賀編はもっと頑張ってほしい。

それはさておき、俺が着席したのは海3R2である。
海太鼓を打つと思わせて海3R2を打つあまのじゃくさが俺にはある。
そして投資1000円で辞めた、1000円で当たらない甘デジは奈落まで引っ張られていく気がする。

そして次は仕事人甘を打った。
目を刺す光量と隣まで侵食する振動がしゃらくさいが、確変機の流れを感じたので打った。
投資600円、割と素直に2で当たり、雲が晴れて確変に昇格。
確変中念仏の鉄が出てきたが、外してしまった。
熱い演出を外した後はどうしようもないリーチが来るもので、にべもなく通常を引いて手持ちは2600円と800発。
半分帰ってきた事に安堵と一抹の不安を感じたが、回りも悪くないので打ち続けると時短抜け数回転でPフラッシュが。
あからさまに身体に悪い光が脳に焼けついてネバつく気がしたが、これを歓喜の代償として甘んじて受けとった。

その後手持ちが2200発程になったのでいよいよ海太鼓である。
海に愛を込めて打ち始めると、チャンス目から背景にタツノオトシゴが出てリーチ。泡。
チャンス目はSP確定、タツノオトシゴが出てSPリーチははちゃめちゃに熱い。(80%以上ある)
泡だろうがなんだろうが押し切れる物と思って見守ると、通り過ぎた後にサメが戻ってきた。
内心ドキドキはあったが、まあ当たって当然だろうと傲岸不遜な態度を取った。

通常だったが、時短抜け後すぐにまた4で当たった、おそらく天国モードに入ったのだろう、俺の横で谷村がスイカの様な大口を開けて笑っている気がした。

しかし通常、時短も抜けたがまたすぐに4で当たった。
通常3連続はやっていられない、少しだけふて腐れていると8でテンパイした後に豪華絢爛の旗が踊った。
期待度は80%以上である。
高鳴る胸に応えるように8で揃い、ラウンド開始時に画面がブラックアウトした。
確変以上確定の太鼓の達人ゲームである。
無論難易度は“おに”でゲームをした、これで機械割が上がるだろう。

しっかり狙ってコンボを繋ぐと、金どん保留が舞い降りてきた。
技術介入成功である。
そこから遮二無二連チャンした。
通常図柄は止まらないし、止まっても太鼓の達人ゲームが顕現する。
今まで連チャンしなかった分を取り返すかのように12連チャンした。
この時点で5900円のプラス、大勝利と言っても過言では無い。


そして時間も丁度良い。
鶴見から横浜に向かうと時刻は20時50分、2時間もすればバスが来る。

......しかし、俺の熱は冷めていない。
パチンコは続いてしまってバスに乗れない可能性があるが、20スロのノーマルならば......?
幸いと言うか何というか、ハイハイシオサイが近場にある事を知っていたので横浜駅から程近い店に。
1万円のうち使えるのは9000円だが、ハイハイシオサイは99分の1で当たる。
つまりは3000円も有れば大体当たると思う。
多分。

この店は1000円で46枚貸しなのでいつもより札に紙切れ感がある。
あっ、という間に投資は4000円になったが、何とかビッグを引いた。
ここで辞めればトントンだが、煌々と光るハイビスカスの怪しさにほだされたので、連チャンに期待を込めて打ち続ける事にした。

百数十ゲーム回して残り1枚の所で光った。
変則始動で小役が揃わなかったので、そのままボーナスを狙ったが揃わず。
つまりはレギュラーである。
貸出ボタンを押すのは口惜しいが、レギュラーでも無いよりはマシなので涙を呑んでメダルを貸し出し、その後全て呑ませた。

急激に後悔とひりつきが襲ってきた。
1時間前まで5000円勝っていたのに、今はトントンである。
手持ちの残りは5000円だが、使えるのは4000円しか無いのでこれでどうにかする他無い。
敗北した後の夜行バスはさぞかし身も心も重いだろう、いっその事乗るのさえバックれてしまおうか何て思ったが、起死回生の為にジャグラーに向かった。

着席したのは角のマイジャグラー3、理由は無いが、打つんならジャグラーだろう。
俺もアイツも道化だし。

投資3000円 バーバー7のリーチ目。

とてつもなくイヤな予感がするが、揃えない事には始まらないので1枚がけてレバーを撫ぜると、パチパチとランプが瞬き、分裂し、長いウェイトののちリールが始動した。

手持ちは残り2000円、使える金は1000円だったので、破茶滅茶に汁が出た。
破滅の縁をなぞるスリルには抗えず、ジャグ連を狙うと50回転ほどでビッグ。
あからさまにプラスである、もう一度ジャグ連を喰らいたくなったので130まで回し、流した。

330枚と2000円、この2000円でハイハイシオサイに舞い戻り、にべもなく2000円が消えていったので交換。
7000円とカルパス、ウィダーインゼリーになった。

ウィダーインゼリーをひと吸いで腹に収め、6本ほどあったカルパスは思いっきり口に頬張った。


先程から比べれば負けだが、今日一日を通せば立派な勝ちである。
さて、そろそろバスターミナルに...

行かない。

最早俺は暴走特急である。
猪突猛進で123横浜店に行った所、この日は年1のイベント日という奴らしく中々に人がいた。
とは言っても打つ台はジャグラーである、合算の悪いゴーゴージャグラーが空いていたので即着席。
投資2000円 優しく甘い光が俺を祝福した。

中押しをした後強気の右押しをすると、7が下段に滑った。
ビッグである。

即流すと、6500円とチオビタドリンク、伊右衛門2本になった。

夜行バスに乗る8時間で水分も必要になるだろうし、買う手間が省けた。

その後バスに乗り込み、今ブログを書いているのである。

結局7400円のプラスで終わる事が出来た。
突き上げた腕は快哉の代弁である。

恐らく俺はこれを持って1円パチンコを打ち、一定以上負けたらノーマルを打つのだろう。
上手くいくかどうかは知らないが、楽しくパチンコを打てる事を切に願うのみである。




それではまた今度。

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