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livedoorよりも楽そうなので試しに移行してみました。
あんまり合わなかったら何食わぬ顔でlivedoorに戻ってきます。

こんばんは、吉田です。

前回のは無かった事にしてください。



さて、病気療養の為郷里へと帰った俺であるが、何もする事が無い。


と言うか、何も出来ないのだ。


動いただけで心臓がバクバクと脈を打つので日がな一日寝転がっている他無いし、食べ物を食べようとしても少し食べただけで限界が来てしまう。
無理やりにでも詰め込もうとすると苦しい食事になってしまうので、人間の三大欲求の一つである食欲を満たす事ができない。


この時は動悸と慢性的な吐き気、そして食べられないが故の空腹に悩まされており、冗談では無く夢を見る事が一番の楽しみだった。
夢の中では吐き気が無い上、何故か悪夢を見る事が無かったのでいつも眠りたいと思っていた。


そんな生活を送っている中、余りにも娯楽が無い生活に飽きてしまい、昔何度かやった経験のあるパチンコを数ヶ月ぶりにやってみた。


そして、ある現象に気付いた。


“パチンコを打っている時は、腹が減らない”のである。


完全に脳汁なるものの所為なのだが、満たされていないはずの腹が唸らなくなった。
しかも気付けば閉店になっている為、後は家に帰って夢を待つだけである。
パチンコは余りにも俺のニーズに合っていた。


当時はスペックも分からずに1パチのダブルライディーンなどのMAX機や、丹下左膳と言う突破型のライトミドルを打っていた。
小当たりの存在も知らなかったので、倉夏の入浴モードに突入すればチャンスなのかと思い数十回転打ち続けた記憶がある。



何度もMAX機を打っていればたまには噴くもので、とある日にキン肉マン-夢の超人タッグ編-で2万発を出した。
普段使っているAC/DCと書かれている赤い玉箱では無く、黄色いボックス型の箱に球が移された。


脳汁が噴いた。
この時だけは楽しくない病気から目を逸らせたし、楽しい事象だけに身を包まれている感じがした。


この時にパチンコが“逃れる手段”から“目的”に変わった様な気がするが、今となっては解らない。


半年後、100kg近くあった体重が70kgまで減ってしまったが、病気は幾分か落ち着いて来た為復学する事になった。


戻ったK県は珍古台の宝庫だった。
そこで珍古台に目覚めた俺は様々な台を打つ為に奔走するのだが、それはまた今度。





それではまた今度。

こんばんは、吉田です。

この話はフィクションです。




さて、病気療養の為郷里へと帰った俺であるが、何もする事が無い。


と言うか、何も出来ないのだ。


動いただけで心臓がバクバクと脈を打つので日がな一日寝転がっていたし、食べ物を食べようとしても少し食べただけで限界が来てしまい、無理やりにでも詰め込もうとして苦しい食事になってしまうので、人間の三大欲求の一つである食欲を満たす事ができない。



そんなある日の夜中、たまたま“パイレーツ・オブ・カリビアン”と言う映画を見てみたのだが、何故かジャックスパロウが出て来ず、宇宙海賊を名乗る男が波乱万丈のストーリーを送る物になっていた。


店側がDVDを取り違えてしまったのだろうか、不思議な事もあるものだと思いつつ、いつもの様に仰向けになり天井を見上げて眠ろうとした。


────天井に、何かいる。


何かがガサゴソと蠢いているようだ、猫だろうか。
こう言う時、軽く怒鳴ってやると猫は逃げていくので“おい!“と少し大きめの声で怒鳴った。


次の瞬間、天井がメキメキと破れ、巨大な影が飛び降りて来た。


「バレちまったか!死ねい!コブラァッ!!」


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バイケンは闇夜に紛れて俺を暗殺しに来たのだ。
暗器がきらりと光る、もうダメだと目を瞑った。


「ググ......」バタッ


数秒後、目を開けるとバイケンの身体には風穴が空いており、自分の左腕が熱を持っている事に気付いた。


「これは......」



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「サイコガン......?!」


その後、俺はアーマロイド・レディと共に再び海賊稼業を行い、海賊ギルドのとの熾烈な争いに身を投じて行く事になるのだが、それはまた別のお話。

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